「何かできることはありますか?」を大真面目に考察してみる:採精編

2012年11月記

ご好評(大ブーイング?)頂いております「何かできることはありますか?」
ご実践頂いておりますでしょうか?
良い結果が出た方からのご報告をお待ち申し上げております。
さて、今回はその第二弾、『採精編』行きます。
本HPをお読みいただいている方は圧倒的に女性(奥様)が多いと思います。
皆様は、ご主人様が「採精」している時、どうしてます?
お恥ずかしながら、僕自身も、その昔、自らの嫁さんとAIHをするために「採精」した経験もあり、その辺も踏まえ、解説してみたいと思います。
もちろん今回も大真面目に検討しています。
ちゃんと真面目な医学論文になっているものから取り上げます
が、お約束。これらが本当にエビデンスとして取り上げられるレベルのものかどうかは知りません。
容器渡して「はい、お願い」では出来る妻とは申せませんぞ!

オナニーで出した精液とセックスで出した精液は違う?

かなり古~い論文なのですが、これまた面白い検討がなされております。
ちゃんと天下のfertility and sterilityに載っています。
リンクは

論旨はというと、

だそうです。
この論文を書いた先生によると、ポイントは「sexual stimulation」だそうです。

すっごい「DVD」(最近は「動画」?)を用意する

「そんなこと言っても、そんな道具どうやって手に入れれば・・・。」
まあまあ、「採精でセックスせよ」と言っている訳ではありません。
次の論文を見てみましょう。
これまた天下のandorologiaに載っています。
リンクは

この先生たちは何をしたかというと、
「マスターベーションで射精してもらうときのsexual stimulationがどう影響するかを検討」
したそうです。
やり方は簡単。
オナニーで射精してもらう時に「エロビデオ」を見てもらったか「なし」かで検討。
だそうです。
で、結果はというと、「エロビデオ」ありのほうが断然良かったということです。
さらにすごいのは、非閉塞性無精子症の方で「エロビデオ」ありorなしでやってもらった場合でも、少しだけど精子が出てきたり(cryptozoospermiaといいます)したそうです。
で、結論は
High sexual stimulation during masturbation
だそうです。Highですよ!High

「家で」採精する

よく、不妊クリニックで「採精室」というのがあります。
「メンズルーム」とかね。
では、「家で採精」v.s.「病院で採精」どっちがいいと思います?
皆さん、「病院で採精」を選んでいませんか?
こちらに、その内容を検討した論文が出ています。
これまた天下のfertility and sterilityで、リンクは、

検討法は単純です。
「病院で採精」した人273人と「家で採精」した人106人で比較しています。
結果は、あらゆるパラメーターで「家で採精」が圧勝だったそうです。


とりあえずこんな感じです。
まとめると、

がキーワードのようです。

さて奥様の立ち位置ですが、おすすめは
「鼻息荒く一緒に完全参加する」「いっそ家から出て行って完全フリーにしてあげる」
でしょう。
中途半端に「隣の部屋にいるから。この容器に採って」は流石に最悪。
もう、参加するならとことん参加。この上ない極上の「性的刺激」を加えて差し上げる。
そうしないのなら、完全に席を外してあげて、ご主人様の自由にしてあげる。
0か1か。中途半端はなし。
ちなみに僕の経験上はやっぱり後者が希望でした・・・。

僕が奥様にお勧めするのは、
「携帯持って近くのコンビニに行って、終わったら電話してもらう」
です。

例え夫婦とは言えど、やっぱり最も「プライベート」な時間です。
ご自身でも自分でしているとき、ご主人さんに隣の部屋にいられたら嫌でしょう。
そういうことです。
鮭なら死ぬ寸前の行為です(なんだ?その理論)。崇高な瞬間です。(?)

以上、よくよくご吟味いただいて、『最高の採精環境』をぜひぜひ築いてあげてください。

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