管理人紹介

【名前】

岩本 豪紀(いわもと ひでき)

【性別】

【経歴】

「山があっても」大学医学部医学科卒業(←ギリギリ国立!幼少期の経済事情により私立はありえなかった)。
「山があっても」大学大学院医学研究科生化学専攻卒業(名ばかり医学博士。内分泌で学位取得)。
「山があっても」大学及び「山があっても」県内の病院に産婦人科医として勤務
わけあって(必要性に駆られて)、都内不妊治療専門クリニックにて修行。朝から晩までARTと男性不妊をみっちりしごかれる。
おかげで「産婦人科医」の癖に精巣手術執刀件数が3桁に乗り、もっとも見た病理検体が「精細管」となる。
激務と言われる産婦人科ですが、この修行期間がマジで一番厳しかったです。が、今の血肉となっているのも確かです。
「不妊屋」になった結果の目線から改めて産婦人科の世界を見直してみようと、武蔵野赤十字病院で「不妊外来」を担当
主に内膜症と卵管因子、妊孕能温存でウンチクを垂れるようになる。
総合病院の枠内での診療(平日9時-17時)では社会的にactiveな方々のご希望に沿うのに限界を感じ、2015年2月武蔵野赤十字病院の門前に武蔵境いわもと婦人科クリニックを開院
われながらびっくりするほどの大借金王の現在に至る

【今後の予定】

個人的に「理想」と勝手に思い込んで来た不妊診療のやり方(「町の不妊屋」または度不妊治療」)が可能な環境が一応構築できたと自負。

上司の武蔵野赤十字病院産婦人科 梅澤部長の口癖
に感銘を受けており、不妊患者さんが中央線で23区内に「遡上」するのを阻止し、「武蔵境発、第三次ベビーブーム」を発生させることが目標。

【現在持ってる資格】

<専門医資格>
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医・・・これは産婦人科医ほぼ全員が取得する。
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医・・・「不妊屋」を自称する以上、流石にこの肩書は無いと恥ずかしいので取得。

<その他資格>
日本卵子学会認定 生殖補助医療胚培養士・・・いわゆる「エンブリオロジスト」。この認定試験は難問で、生殖医療専門医試験より難しかった!
日本臨床栄養協会認定 NR・サプリメントアドバイザー・・・サプリメントをほとんどお勧めしないサプリメントアドバイザー。
あと、医師免許と運転免許(金色だが、ペーパードライバー。運転が嫌い。)

【好きな臨床分野】

不妊治療一般(ARTも好きですが、特にタイミング療法が好きです)
男性不妊(経歴上「婦人科医」の癖に男性不妊を手掛けます)
生殖内分泌(月経異常の原因検索)
性機能障害
子宮内膜症/子宮腺筋症
「がん・生殖医療」
初めて患者様の「睾丸」を握った時は、大切な「何か」を失った不思議な感覚に陥った記憶がありますが、今では「握らんとわからん」と主張する。

【本HPをやっている理由】

きっかけは個人的な勉強ノートを勤務先の同僚先生達が「いつでもどこでも見られるように」とweb上に載せたことです。
(2011年7月6日より開始しております。)
そしたらなぜか検索エンジンに引っかかり、皆さんがいらっしゃって下さるようになり、だんだん調子に乗って今日に至ります。
今では 「エヴァンゲリオン」のシンジ君やアスカちゃんと同じ心境かも?
 「誰か私を見て!」「ここにいてもいいの?」って感じでしょうか?
 シンジ君の「砂のお城を作ること」「チェロを弾くこと」「エヴァに乗ること」と同じ意味でしょうか?ね?(人に聞くなっ!)
 ・・・ということは、現在僕の「デストルドー」が強いということ???・・・強いのかぁ・・・
(訳わからないのが普通だと思います。いいです。無視してください。え?僕?僕ですか?もちろんPCの壁紙はガフの扉が開いております。←ご興味おありでしたらメールでリクエストください(笑))

【よくある質問(1):本HP利用に当たり、本当に無料でいいのですか?】

そんなわけなので(だからどんなわけだっ!)、当然無料です。逆に見てくださってお礼を言いたいくらいです。
でも、そんなに払いたいなら払ってくれてもいいですよ。
(笑:嘘です。そのお気持ちだけで十分嬉しいです。僕が学会などで皆様の地元に伺うことがあったらメシでもおごってください。赤提灯系モツ系が好みです。)

【よくある質問(2):管理人に相談してみたいんだけど。】

以前お受けしていたメール相談は、「メール相談」でお答えする内容には限界があるので、現在は停止させていただいております。
きちんと拝見して責任を持ってお答えする、という方針に変更しており、現在はセカンドオピニオン外来でお話を伺っております。

そんなわけで、基本的には「投げっぱなしジャーマン」な内容となっております。

【おすすめの音楽とその処方例】

何かしら「気合」を入れたい時:
System Of A Downの「Violent Pornography」←髪の毛生えてきそうです。タイミング前にどうぞ。
人に何かしらを自慢され、「酸っぱいブドウの法則」で自己解決しようという精神状態のとき:
同じくSystem Of A Downの「cigaro」←My co○k is bigger than yours~と心の中で歌い、「くだらん」と言い聞かせています。
事が上手く運んで、クールダウンしたい時:
KOKIAさんの「ありがとう」←おすすめ。泣けます。妊娠反応陽性に出たらどうぞ(ちょっと違うか?)。
全てを忘れて異次元に飛んでいきたい時:
Shpongleの「Divine Moments of Truth」←服用注意!忘れたい時にどうぞ(帰ってきてください)。
あの頃を思い出したい時(主にご主人さん用):
ミドリカワ書房の「リンゴガール」←甘酸っぱい思い出が蘇ります。加齢に伴う変化を感じた時にどうぞ。

【不妊で悩んでいる方々に一言】

「人生は、涅槃までの暇つぶし」
誰が言った言葉なのかは存じ上げておりませんが、僕が今までで最も感銘を受けた言葉です。

「妊娠したい」「赤ちゃんを授かりたい」
という皆さんの思い、僕が応援したくなるのはそれが「want」ではなく「need」になっているからです。
みなさんが「want」の方の「赤ちゃんが欲しい」と思ってから今日まで、いろいろ悩み、考え、そして実行なさってきたことでしょう。
ご主人さん(あるいは奥様)のことを心底想い、考え、愛し、
「このパートナーとの間の赤ちゃんを授かりたい」
と結論づけたのだと思います。
その結果、お金をかけ、時間をかけ、痛みに耐え、命をかけていることと思います。
まさにこれが「need」の方の「赤ちゃんが欲しい」だと僕は思います。

「パートナーのことを心底想い、考え、愛した」結果だけあって、僕が診させていただいている患者さんのご主人さんは皆さん人間的に非常に魅力的な方が多いと思います。 
「ああ、この人が、この患者さんがお金をかけ、時間をかけ、痛みに耐え、命をかけても赤ちゃんが欲しいと思うご主人さんか。」
と納得させられます。
人生において、ご主人様(あるいは奥様)のことをそこまで深く想い、考え、愛せたのは、ある意味幸せな状態なのかもしれません。
「最高の暇つぶし」ができているのかも知れません。

難なく自然妊娠をする人たちに言わせると、
「なぜ妊娠するのにわざわざお金と時間をかけるのか理解できない」
と言われることがあります。(し、皆さんも言われた事があるかも知れません。)
胸を張って答えてください。
「それはwantではなく、needだからだ」と。

「人生は、涅槃までの暇つぶし」
確かに的を得ています。
僕らが経験する多くの「悩み」「不安」も、確かに涅槃までの「暇つぶし」にすぎないのかもしれません。
そう考えると、何事にも前向きに進めるような気がしませんか?

さあ、今日も最高の「暇つぶし」をしようじゃありませんか!
僕もその「暇つぶし」にお付き合いさせてもらいながら「暇をつぶし」ています。 

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