「排卵後の黄体機能が不十分で、プロゲステロンとエストロゲンの分泌不全により子宮内膜の分泌性変化が完全に起こらない病態を言う」(生殖医療ガイドライン
2007、p276)
と定義されています。
黄体からのプロゲステロンの分泌不足での着床障害は間違いなく存在します、が、
「あなたは黄体機能不全です。」
と確信を持って診断するのは、内分泌学的には非常に困難なこと(というか不可能なこと)です。
このページでは、現在、僕は黄体機能不全をどのように考え、扱うべきと考えているのか?について、ほんのさわりだけですがご紹介してみたいと思います。